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アジアでの起業

若者を中心にして『アジアで起業しよう!』という人が増えてきているように感じます。僕もその1人ですが、実際にやってみるといろんな困難があります。でも沢山の起業家が協力しあいながら挑戦していけば『きっと面白い』・・・そう思います。

 

 

『もともと成功率1%!?』

起業の成功率というより生存率は1%くらいかもしれない。ほとんどは成功どころか存続させることすらかなわずにいる。だからこそ小さなビジネスを早く立ち上げ、ダメなら体制を立て直してまたチャレンジする。というスタイルが必要だと思います。

 

 

◆フィリピン起業の特徴

1.英語が通じる。



東南アジアで商売をする時に『言語』は小さくない壁になりますが、フィリピンにおいては『基本的に英語が通じます』これはフィリピンの大きなポイントです。

 

もちろん英語が話せなければ難しですが『安くで語学留学』できるのもここフィリピンですから、まずは英語を現地で勉強しつつ起業の下調べをしてみるのもいいかもしれません。

 

また会話だけでなく『公文書が英語』というのは便利です。『タイ語や中国語で書かれた契約書を読めますか??』読めなければ騙される率はグッと高まります。エージェントを交えれば高額な費用がかかりますし、エージェントがグルだと『一巻の終わり』です。

 

フィリピンでも大事な契約では弁護士などプロに入ってもらう方がいいですが、現地の人脈などが出来てくれば『現地価格』でしてもらえます。何より辞書などを使って『だいたいの内容を自分で確認できる』という点は大きいと思います。

 

2.経済成長している。



フィリピンは高い経済成長をしているアジアの1つです。2013年で約7%。これは他の東南アジアと比べても高いです。

 

その経済発展に伴い『富裕層』だけではなく『アッパーミドル層』もかなり増えてきています。各地に新しいコンドミニアムが次々と建てられ、モールも賑わっています。

 

小さな商売でも『儲かるモデル』さえ構築できれば商売を広げることが可能だと思います。

3.人件費が安い。

 

発展途上国では『貧乏子沢山』ということがよくあります。フィリピンではそれに加えて『キリスト教の影響で避妊や中絶に消極的』ということもあり、街中には『妊婦と子供が溢れています』

 

そんな人口増加中の国にあって、国内に目立った産業はありません。『働きたい人が多い割に働く場所が少ない』という状況が『人件費を低く抑える要因』となっています。

 

実際に人件費は日本の1/10ほど(この辺は為替の関係で変動はする) メイドさんや単純労働者の賃金は1日1000円に満たないほどです。彼らの多くは『優秀とはいえません』が月4万円ほど出せば結構優秀な人材を雇うことも可能です。また学歴がないスタッフでも大勢の中から選べれば『性格が良い』とか『ルックスが良い』とか要望にあった人材を採用しやすいと思います。

 

どんな商売をするにせよアシスタントとして動いてくれる人がいればそれだけ大事な事に集中できるでしょう。

 



そんなフィリピンですが・・・

実際には大勢が苦戦している・・・。

フィリピンでしばらく生活してみると『イケてないサービス』や『美味しくないファーストフード』に行列ができていたりします。それを見て日本人は『これでOKなら日本人の僕らがすれば楽勝!』と思いがちなのですが、ところが現実はそう甘くないようです。

1.法律の壁



フィリピンは商売をするのに様々な許可が必要になります。外国人には認められていない業種などもあります。また法人を作る場合もフィリピン人のビジネスパートナーが必要ですし、不動産の所有も原則として外国人は不可です。

 

その為、許可を得るのに時間とおカネを費やしてしまいます。フィリピン人の配偶者がいる場合はその内の半分くらいはクリアできますが、単身でフィリピンに来た場合には『大きな壁』といえます。

 

また商習慣も違います。テナントの契約で1年と入っていて途中で撤退しようとしても『多額の違約金』を請求されたり、商売を閉めるのは始めるのと同じかそれ以上に大変だという話も聞きます。

2.詐欺に遭う



商売をする為に『フィリピン人のパートナー』や『日本人のエージェント』を探し力を借りようと考えるのは自然なことでしょう。

 

残念なことに、そこでも問題があります。『お金持ちの日本人からカネを巻き上げてやろう』というフィリピン人はチラホラいます。特に現地に慣れてない場合は『金銭感覚のズレ』があり振る舞いも分かりませんから、最初は何も考えてないパートナーも『どんどんおカネを出させたくなる』傾向にあります。

 

また更に残念なことに、日本人のエージェントも『無知な新参者をだます』という事はままあるようです。騙してない場合でも『何も知らない日本人というのは手がかかります』から報酬は高くなってしまうのはやむを得ないことでしょう。

3.日本との違いに撃沈



フィリピンで生活をしているとあらゆる所で『非効率』さを感じます。サービスレベルも低いですし『これだったら自分たちがすれば楽勝!』だと考えてしまうのも無理はありません。

 

ですが実際には日本流をそのまま持ってきて成功するのはなかなか難しいようです。フィリピン人の趣向も違いますし、従業員の意識も違います。それに適応していけなければ商売はうまくいかず従業員は反発し、最悪の場合は『訴えられたり殺されたり』ということもあるようです。

 

それをどう予防し回避していくのか、最近はいろんなブログが出ていて参考になりますが、やはり現地で商売をしている人達に話を聞けるにこしたことはないでしょう。

つまり・・・チャンスがあるが難しい・・・そこで

MAでは『コミュニティ作り』に力を入れてます。

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